「自立の練習の家 富岡道場」では、自立生活へ向けた自立の練習を行います。

期間に定めはありません。地域社会で自分が暮らす住処を見つけるまでが練習です。

 練習中は「富岡道場」を仮の住まいとして、地域で生活していくための知恵を習得していきます。

 日々の食事、住まいの掃除、買い物の仕方、金銭の管理、地域社会で生活するために守らなければならないルール、介助者の見つけ方、人間関係の作り方など地域社会で一人の人間として生きていくためには、学ばなければならないことがたくさんあります。その一つ一つを自立の練習という実践を通して体得していきます。

 地域で生きるということは、楽しいこと、嬉しいことも、辛いこと、苦しいことも自分で感じるということです。また自分の人生について自分自身が責任を持つことでもあります。危険なこともあります。過ちを犯すこともあります。そういったすべてのことを丸ごと受け止めてこその自立生活なのです。自立の練習では様々な経験を通して、体で感じてほしい、と考えています。

 
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